1998-03-13 第142回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
○久保委員 僕は、この戦没者追悼平和祈念館、ある意味で、冒頭大臣もおっしゃいましたけれども、私どもにとってさきの大戦をどう評価するかは別にして、人間の命を奪うものである戦争というものは我々は決して歓迎すべきものではないという、その観点からの展示内容等々にすべきであると思います。
○久保委員 僕は、この戦没者追悼平和祈念館、ある意味で、冒頭大臣もおっしゃいましたけれども、私どもにとってさきの大戦をどう評価するかは別にして、人間の命を奪うものである戦争というものは我々は決して歓迎すべきものではないという、その観点からの展示内容等々にすべきであると思います。
続いてお聞きしたいのは、九段の戦没者追悼平和祈念館の問題であります。 来年、もう一年ほど先には開館する予定で、今建設が進んでいるというふうにお聞きをしております。
日本国民全体、あるいは日本国を訪れる世界の皆さんのためにつくっている国立の戦没者追悼平和祈念館であります。極力価値観を排除するのだということでやってまいりました。その中で、なぜ日本軍の行動記録をデータベース化してこの中に置かなければいけないのか、もう一度大臣、御答弁をいただきたいと思います。
戦傷病者戦没者遺族等の援護対策につきましては、遺族年金等について恩給の引上げに準じて額の引上げを行ったほか、ソ連抑留中死亡者等に関する慰霊事業、戦没者追悼平和祈念館(仮称)事業、中国残留邦人等の援護事業等のための経費を支出し、遺族及び留守家族等援護費として、総額一、一八〇億六、三五三万円余を支出しております。 第六は、環境衛生施設整備費であります。
戦没者遺族の援護施策の一環として、現在、九段に戦没者追悼平和祈念館というのが建設されておりますけれども、これは例えば千代田区あるいは周辺の住民の反対にもかかわらず建設が始まっておりますけれども、最初に、平和祈念館と一応呼ばれておりますけれども、この建物の目的を簡単にお答えいただきたいと思います。
○亀田政府委員 戦没者追悼平和祈念館、仮称でございますけれども、この施設につきましては、戦没者遺族の援護施策の一環として、戦中戦後の国民生活上の労苦を伝える、このために実物資料の陳列あるいは関連情報・図書の閲覧等の事業をここで行うということを目的、性格にいたしております。
仮称戦没者追悼平和祈念館の建設をめぐってであります。 平成五年度予算で戦没者追悼平和祈念館は総経費百二十三億円の国庫債務負担行為として計上されました。平成七年度の予算で二年間の延長が認められ、平成九年度内に完工を見ることになっておりますが、地元の千代田区の区議会や住民の反対により、まだ着工に至っていないというふうに聞いております。
○説明員(佐々木典夫君) 戦没者追悼平和祈念館(仮称)の着工、それからいつごろの完工の見通しであるかというお尋ねでございます。 これは先生よくよく御案内のとおりでございますけれども、この戦没者追悼平和祈念館(仮称)につきましては、厚生省が戦没者遺族の援護施策の一環として長い時間かけて検討してまいった事業でございます。
内容的にも、加害の歴史を忘却するような戦没者追悼平和祈念館では、アジアの国々から日本に対する不信感はますます募るのではないかと思います。この平和祈念館の展示やその活動が歴史認識の溝を埋め、アジアの国々から日本への信頼を回復する場になることこそふさわしいものではないかと思います。
○橋口説明員 ただいま先生御指摘の戦没者追悼平和祈念館につきましては、厚生省が戦没者遺族の援護施策の一環といたしまして長い時間をかけて検討してきた事業でございます。
戦傷病者戦没者遺族等の援護対策につきましては、遺族年金等について恩給の引上げに準じて額の引上げを行うとともに、戦没者の妻及び父母等に対し交付国債による特別給付金の継続支給を行ったほか、ソ連抑留中死亡者等に関する慰霊事業、戦没者追悼平和祈念館(仮称)事業、中国残留邦人の援護事業等のための経費を支出し、遺族及び留守家族等援護費として、総額千二百四十八億八千三百九十一万円余を支出しております。
「戦没者追悼平和祈念館」建設に関して、盾生省は、本来高層の建築物は建てられない出京・九段会館前の緑地を、環境庁との「密約」により建設予定地として都の許可を取り、五月に着工する方針を決めたことを、本紙の報道で知った。
本来ならば都市計画法によって将来公園になるべく網のかかった土地ですが、正式には千代田区九段南一丁目五番九号の東京都市計画中央公園の一部が厚生省によって戦没者追悼平和祈念館の建設地にされようとしています。 この祈念館の建設申請者は建設省なので、しかも都市計画法は建設省の所管ですので、本日この委員会によって取り上げることにいたしました。
○佐々木(典)政府委員 戦没者追悼平和祈念館(仮称)の関係のお尋ねでございますが、経緯につきましては、今先生お話しされたような経過をたどってまいったわけでございます。 それで、見直しの考え方につきまして若干御説明をさせていただきたいと存じます。
○土肥委員 私は、戦没者追悼平和祈念館、仮称でございますけれども、いよいよ着工されるということで、その中身について改めて押さえておきたいと思いまして、質問させていただきます。 昨年九月二十二日、平成七年でございますが、戦没者追悼平和祈念館企画検討委員会座長見解というのが出ました。これは、平成六年一月に援護局長の私的諮問機関として企画検討委員会がつくられまして、そしてその結論が出たわけであります。
次に、厚生省が国費百二十三億円を投入いたしまして、例の日本遺族会に運営を委託することを前提に進めております戦没者追悼平和祈念館一仮称)でございますが、これについてお伺いをさせていただきたいと思います。 第一は、戦没者追悼平和祈念館(仮称)企画検討委員会は平成六年に発足をいたしまして、今年九月二十二日に座長見解を出しまして終了したわけでございます。
まず、戦没者追悼平和祈念館の企画検討委員会の委員の辞任についてでございますが、戦没者追悼平和祈念館(仮称)の建設が円滑に進むような方策を検討中に一部の有識者の方が辞任をされたわけでございまして、私どもは大変残念に思っているところでございます。 この施設につきましては、今日まで十年にも及ぶ期間、いろんな角度から検討が積み重ねられてまいりました。
戦没者追悼平和祈念館の経緯につきましては、ただいま通産大臣から御答弁のあったとおり、厚生省が戦没者遺族の援護施策の一環として、主に戦没者遺児を初めとする戦没者遺族の経験された戦中戦後の国民生活上の御労苦にかかわる歴史的資料、情報をあるがままに収集、保存、提供し、後世に伝えようとするものでございますが、現在、その建物のデザインやあるいは展示事業の内容等につきましていろいろな御意見が寄せられておりますため
朝日新聞発行のアエラという雑誌がございますが、九四年九月十二日号に、橋本通産大臣が遺族会の大会で、七年度で建設予定であって今建設が中止になっております戦没者追悼平和祈念館について、遺児の慰謝以外の目的のものは建てさせない、そういう発言をされておりますが、その真意をお伺いいたしたいと思います。
戦没者追悼平和祈念館、これは建物の景観から地元の反対に遭って設計の手直しをする、また施設の性格をめぐって二転三転して、名称も含めて検討し直す、そういう段階にあると聞いていますし、先ほどるる経緯が説明されました。 設計に関しては、設計者と厚生省の癒着ではないか、こういうことが言われているわけであります。
歴史学者が集まって、戦没者追悼平和祈念館問題を考える会というのをつくっておられますけれども、この方々が厚生省に要望も出していると思いますが、遺児記念館への変更を白紙撤回すること、あるいはアジア・太平洋戦争での国内外の死者、被害者への追悼と被害回復のための必要な準備経費の予算化、こういうことなども求めておられます。 とにかく百二十三億円もかける事業であります。
○井出国務大臣 この戦没者追悼平和祈念館につきましては、今山本議員いろいろな経緯も御指摘くださいましたが、まさにそのような経緯をたどって現状にあるわけでございます。私といたしましては、せっかくつくる施設が国民の多くの皆さんに喜ばれる施設にならなくちゃ困るわけでございまして、そういった意味では、法的な手続が済んでいるからもういつでも着工してもいいんだというふうには全く思っておりません。
まず、厚生省所管については、女性の老後についての施策のあり方、乳幼児の医療費無料化の推進策、救命救急センターの設置等地域医療体制の整備問題、心身・精神障害者及び精神薄弱者に対する支援策、不法滞在者を含む在日外国人に対する医療制度のあり方、「国連・障害者の十年」記念施設建設計画の進捗状況、長崎市の原爆被爆地域の指定見直し、戦没者追悼平和祈念館建設計画の進捗状況などであり、また、阪神・淡路大震災関係では
それから次に、その施設が厚生省の所管としてっくられることになったということでございまして、たまたま建設に当たりまして、戦没者追悼平和祈念館という大変立派な名前をいただきましたものですから、非常に大きなといいますか、実体を超えたような大きな形でイメージがあったのではなかろうかという感じがありますが、あくまでも厚生行政の範囲内でやらなければならない事業である、こういう位置づけがやはり必要なのではないかというふうに
同時に、こういう認識に立って、計画されているアジア歴史資料センター、これがつくられるのではないだろうか、こう思うわけでありますけれども、厚生省が計画した戦没者追悼平和祈念館、これがなかなか前に進まぬという状況は、この認識の問題も含めて、いろいろ経過があったようであります。
○政府委員(佐野利昭君) 戦没者追悼平和祈念館の建設の状況でございますけれども、これにつきましては既に予算をお認めいただいておりまして、工事の着工に必要な諸手続もすべて事務的には終了いたしております。また、こういった発注も既に実際は終わっておりまして、いつでも着工できる態勢にはなっておるところでございます。
私どもが懸念いたしますのは、来年末に建設予定でありました戦没者追悼平和祈念館のことであります。この祈念館は、日本遺族会が政府に要望したのが契機となりまして懇談会において検討された、そして戦没者追悼の意を表して、戦争に関する歴史的事実を後世代に客観的に伝える、そして国民の平和を希求する心を内外に伝えるものとするというふうに伺っておるわけであります。
○井出国務大臣 九段で今計画中の戦没者追悼平和祈念館、これは仮称でございますが、これは、終戦後五十年近くが経過し、戦後生まれの世代が国民の過半を占めるようになり、さきの大戦に関する記憶が風化しつつある中で、戦没者追悼の意を表する施設であるとともに、戦争に関する歴史的事実、なかんずく戦中戦後における国民の生活上の労苦を後世代に客観的に伝えることを通じて、国民の平和を希求する心を内外に伝えることを目的として
○井出国務大臣 実は、ことしの二月ですか、この戦没者追悼平和祈念館の展示テーマの案の概要について有識者から成る検討委員会で検討し、展示事項の一つに原爆投下というテーマも取り上げられてはございます。
それでは三点、一水道事業者である市町村を超える広域的な水利用と、それから国際化時代にふさわしい人権を尊重された外国人の採用の問題、それから、今、千代田区九段南に建設中の戦没者追悼平和祈念館に対しまして質問をいたします。 まず、一水道事業者である市町村を超える広域的な水利用の問題でございますけれども、新たなダムができますまでには一定の期間を要するわけでございます。
○政府委員(伴襄君) 戦没者追悼平和祈念館の建設につきましては建設省の方で担当させていただいておりますが、援護局長から今お話がありましたように、四回にわたりまして住民説明会をやりまして、それでいろんな要望が出ておりまして、例えば出入り口を変更してほしいとか、あるいは風害対策をしてほしいというようなお話がございまして、その辺は、出入り口も変えましたし、それから風害対策のために植栽もしたといったようなことをやっておるところでございまして
また、ソ連抑留中死亡者等の遺骨収集、慰霊巡拝等の慰霊事業、戦没者追悼平和祈念館(仮称)の建設等の事業を実施するとともに、中国残留孤児及び残留婦人等に対する施策の充実を図ることとしております。 第六は、公共事業関係費のうち、環境衛生施設整備費でありますが、総額三千二十四億円を計上しております。
戦没者遺族等の援護対策につきましては、援護年金の改善とともに、ソ連抑留中死亡者等の遺骨収集等の慰霊事業の実施、戦没者追悼平和祈念館(仮称)の建設、中国残留孤児及び残留婦人等の援護対策の充実を行うこととしております。 原爆被爆者対策につきましては、手当額の改善、被爆者相談員の増員等を行うこととしております。
このほか、医療施設の経営健全化対策や国立病院・療養所の再編成、原爆被爆者対策などを推進するとともに、障害者にやさしいまちづくりなどの障害者対策、中国残留邦人等の援護対策、戦没者追悼平和祈念館(仮称)の建設などに努めてまいります。 私は、引き続き、国民の皆様に親切な行政を基本姿勢に厚生行政の課題一つ一つに全力を挙げて取り組んでまいる決意であります。
戦没者遺族等の援護対策につきましては、援護年金の改善とともに、ソ連抑留中死亡者等の遺骨収集等の慰霊事業の実施、戦没者追悼平和祈念館(仮称)の建設、中国残留孤児及び残留婦人等の援護対策の充実を行うこととしております。 原爆被爆者対策につきましては、手当額の改善、被爆者相談員の増員等を行うことといたしております。
このほか、医療施設の経営健全化対策や国立病院・療養所の再編成、原爆被爆者対策などを推進するとともに、障害者にやさしいまちづくりなどの障害者対策、中国残留邦人等の援護対策、戦没者追悼平和祈念館(仮称)の建設などに努めてまいります。 私は、引き続き、「国民の皆様に親切な行政」を基本姿勢に厚生行政の課題一つ一つに全力を挙げて取り組んでまいる決意であります。